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オロドウ日記

ゲーム、ゲームビジネス、ガジェット中心のブログ

夢のクラウドゲーム機G-cluster逝く!!

ゲーム 雑談

どうも係長です。

とある記事を見て予定を変更して(なんの予定もなかったから)この記事を書きました。
クラウドゲーム「Gクラスタ・グローバル」が破産、ブロメディア子会
そんなものあったなと思いました・・・。

以下引用
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東京都港区赤坂に本拠を置くクラウドゲームサービス提供の「Gクラスタ・グローバル株式会社」は、5月23日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

2007年に設立の同社は、ジャスダック上場でマルチメディア配信を手掛ける「ブロードメディア」の持分法適用非連結子会社で、特許技術のGクラスタを活用し、専用端末または一部の対応テレビ向けにインターネット経由でゲームを配信するクラウドゲームサービスを展開していました。

しかし、技術開発などの費用が嵩み厳しい経営を余儀なくされると、債務超過に陥り債務の返済・整理のめどが立たないことから、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

 

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この会社は元々クラウドゲーム機のG-clusterというゲーム機を開発・運営しておりました。
そもそもG-clusterとは・・・。

G-cluster(ジークラスタ)はテレビに繋ぐクラウドゲーム機(シンクライアント)。日本では2013年6月20日に発売。「月額500円プラン」と「単品購入」が用意される[2]。提供タイトルとしてはユービーアイソフト、コナミデジタルエンタテインメント、日本ファルコム、スクウェア・エニックスなどが参入。

 Wikipediaより

当時はつるの剛士なんかを呼んでポンギのミッドタウンで発売記念イベントを催すなど、そりゃ壮大にイベントをやったようです。

ピークとなる平成26年は売上高6億円程度。ちなみにソニーのゲーム事業の売上高は1.5兆円と正に桁がちがう状況。
G-clusterの歴史
2013年6月20日 G-cluster発売 価格13,800円也
2014年9月 CEDEC2014(ゲーム開発者向けカンファレンス)G-clusterを伝える
2015年4月 G-cluster とにかく広めるため投げ売り実施 価格3,980円也
2015年12月 G-cluster むしろ押し付ける勢いで更に安くする 価格1,980円也(送料込み)
2016年1月 G-cluster 付属のコントローラーより安い値段で販売 価格1,500円也
2016年5月 G-cluster 一部メディアより「ゲーム機がおまけ」と揶揄 価格1,501円也
・・・と素晴らしい歴史でした。現状親会社が事業を引き継ぐ模様。クラウドサービスを途中でやめたらそれこそ大問題だからでしょうね。そもそもなぜ売れなかったのでしょうか。

①陳腐なソフトラインナップ
そもそもゲームが少ないのが問題であった。初期の頃はスクエニ、KONAMI、日本ファルコム、ユービーアイソフトなどそうたるパートナー企業となっているが、その後パートナー企業は増えず、パートナー企業もソフトの供給を積極的には行っていない。ソフトがないから客が来なくて、客が来ないからソフトも来ないという悪循環に陥っている模様
500円で遊び放題のプランもあるようだが、魅力的なゲームはほぼない。ファミコン、スーファミ時代のゲームや無名なゲームがほとんどだった。

②早すぎた技術・存在意義のなさ
元々HDゲームレベルをGクラスタという技術で昔からの構想があったクラウドゲーミングを実現したゲーム機。いろいろな記事を漁ってみたがどうしても遅延が発生するようだ、アクションゲームは厳しいというような意見も多かった。Wi-Fiがあればどこでも接続可能とのことだが、近年でも解決していないトラフィックが増加傾向である。技術はあっても環境が追いついていない現状だ。そもそもスマホゲームも充実しているなかで、ゲーム機を持ち歩いてでもしたいという人はどれくらいいるだろうか。

③確立しなかった流通
いろいろ見てみたが、G-clusterが売られているのは非常に限られていた。Amazon、ヤフーショッピング、PC寄りの電気店(ドスパラ、ツクモ等)のみ。通常のゲームを売ってる電気店などでは扱っていないようだ。もう取り扱っていないだけかもしれないが、流通がかなり限られているようだ。なので一部メディアで騒がれた程度で終わって、一般に十分に認知されずに終わったのかもしれない。
ぶっちゃけ、小売店はこんなゲーム機売りたくないだろう。なぜならこのゲーム機が売れることにより自分の店でソフトを購入する人が減る。小売はいらないと言っているようなゲームを販売するわけがない。だからおもしろガジェットとしてPCショップとかで売っているようだが、PCショップに行くような人間であれば、PCゲームでガッツリFPSに興じたいだろう。結局は最適な流通経路が見つからなかったのが理由だろう。

④ゲームへの情熱
これは個人的な感想だが、どうもゲームに対しての意識が経営陣にとっては低かったのが最大の要因ではないだろうか。技術ありきで作ったゲーム機で不十分なマーケティングを行い夢のような事業計画書を書いてやってみたはいいが、固定比率が高いクラウド事業に対して最後まで普及させることが出来なかった。というような個人的な意見です。

ゲーム機の構想自体は面白いんですけどね!