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オロドウ日記

ゲーム、ゲームビジネス、ガジェット中心のブログ

ソフトバンクのスマホゲーム株式売却の真意とは

ゲーム 雑談

どうも係長です。

気になるニュースがあったので、取り上げたくなってブロマガを書きました。
気になるニュースとは・・・

ソフトバンク、ガンホー株売却 他社含め売却益1兆円超

ソフトバンクグループは6日、保有するガンホー・オンライン・エンターテインメント株の大半を売却すると発表した。発表済みの中国のネット通販、アリババグループ株の売却では、引き合いが多いため追加売却する。一連の売却でソフトバンクは計1兆円超を手にすることになる。
ガンホー、アリババ、フィンランドのスマホゲーム会社のスーパーセルの株式をほぼ売却したとのこと。一部ではソフトバンクが合法的にカツアゲしたとかわけのわからないことを言っている記事も見つけた。

①ガンホーってお金はいるの?
正直言って、ガンホーにはこんなにお金は必要ないのだ。
株式会社は持っている資産を上手に運用して、お金を稼ぐ必要がある。逆に言えばお金をたくさん持っていればそれを運用して稼ぐ必要がある。しかしながらガンホーはそのお金を使ってお金を稼ぐことが見つけられないのだ。ガンホーは営業キャッシュフロー(本業で増やした実際のお金)は前期372億円も稼ぎだしている。来期は減るだろうがそれでもある程度は見込める。
通常のコンテンツと違って継続的に稼ぎだすことができるのでヒットしているスマホゲームがある会社は通常のゲーム会社とそこまで多くの資金を必要としない。むしろダブつく。
逆に現預金800億円あっても、運用先が見つからない。無理やりな規模拡大やM&Aを実施すればランニングコストのほうがかかってしまう。
ここの会社の社長はパズドラのヒットをたまたまあたっているだけと俯瞰した評価をしている。今のクソソシャゲ会社とは違い、マネタイズ・KPI(重要業績評価指標)という言葉を使わず、面白いゲームを作るという視点でゲームを作っていたようだ。

ガンホーの森下社長はまた面白いゲームを作るための資金が手に入ったという感じなのだろう。故にガンホーに大きな資金は必要ないということが言える。

②ソフトバンクが崖っぷち
ソフトバンクは好調なように孫社長は言っているが、実は崖っぷちで現金がかなり必要な状況なようだ。有利子負債(いわゆる借金)は全部で11兆9221億円もあり、そのうち2.6兆円は1年以内に返済しなければならない流動負債だ。早急にも現金をする必要があって株式を売却する必要があり、ゲーム事業とアリババの売却に踏み切っていると見られている。

 

③なぜゲーム事業を売却したのか
スーパーセルとガンホーは利益を出しているため、売る必要がなくそれよりも赤字を垂れ流しているスプリント(ソフトバンク系列のアメリカ携帯会社)を売却すればよいのではということも言えるが、スプリントの売却は難しい。設備も競合から見れば見劣りして元々割高で買っていただけに安く買い叩かれる。
スーパーセルとガンホーであれば利益が出ている優良企業ですし、比較的に現金化しやすかったのだろう。ゲーム事業はソフトバンクの他の事業とのシナジーも効果も見つけにくい。
なによりもスマホゲームはすでに成長産業ではなくなった。拝金主義的なイメージが付き、消費者からも不満が出てきており、新規参入業者が大きなヒットを飛ばすというのもほとんど見られなくなり、この状況は数年前のグリーやディーエヌエーが台頭したソーシャルゲーム市場
に似ている気がする。成長性も感じられずに他事業とのシナジー効果がなくなったのでというのが理由だと思う。

④結論
ぶっちゃけ結論はわかりません。ソフトバンクの次期社長と言われるアローラ氏の投資戦略の変換かもしれないですし、ガンホーがお前ら出て行けと言って撤退させたのかもしれないですし。しかしながら皮肉なことにガンホーの株価はソフトバンクが資本から抜けたこともあり株価は急上昇という結果になっりました。

ガンホーにはまたじっくりと腰を据えてゲームを提供して欲しいですね。
ただ、スマホゲーム市場の立ち位置は変わったことを意味する話題だったのかもしれません。

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