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オロドウ日記

ゲーム、ゲームビジネス、ガジェット中心のブログ

映画事業で激震のソニー?

決算 ゲーム ソニー

2月2日にソニーの第3四半期の決算発表が行われたがその前に衝撃のニュースが飛び込んだ。

 突然の巨額減損

1月30日に連結決算前に映画事業の営業損失を発表した。ソニーの映画と言えばスパイダーマンなど良質なコンテンツも多く存在するが、最近はヒットがなくなってきたと言われている。DVDやダウンロード販売も下がり、収益性が下がった上での減損だ。しかしながらその内容は過大評価であった営業権の価値を見直した上での処理。実際のところはキャッシュは痛まない。直近で某電気会社が超単位に迫ろうという巨額減損を行ったため、市場は非常に敏感。監査法人も投資先の資産価値に注目している。パッケージ販売モデルからストリーミング、HuluやNetflixのような加入者型映像配信サービスビジネスモデルが変化が起きているので、先行きは不透明さがあることを考えれば保守的な会計というべ出来はないか?

減損損失をしてもなお黒字

1121億円という巨額損失を計上しながら、2兆3975億円、営業利益662億円、税引前利益662億円、純利益196億円。黒字を叩き出している。映画事業の減損を考えれば十分すぎる結果ではないだろうか?特に好調なのゲーム&ネットワークサービス事業。第3四半期だけで売上高6177億円、営業利益500億円、今期売上高1兆2680億円、営業利益1131億円と絶好調だ。要因はPSVRとPS4。PS4に至っては5340万台と他の機種を大きく上回っている結果。価格改定もコスト減とソフトウェア収入でまかないきれている。みんゴルやアークザラットなどのスマホゲームアプリを開発中とのことなので明るい材料も多い。

イメージング・プロダクツ&ソリューションは上方修正、音楽分野もFate/GrandOrderが好調で収益に貢献している。映画事業の減損を除けば、安定してきており、赤字セグメントも縮小傾向・・・。今期の見通しは連結売上高7.6兆円、営業利益2400億円と前期と同水準。

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利益が見込めた上での減損処理?

前回発表時では円高によって利益が厳しい状況であり、重要セグメントであるゲーム事業は年末商戦を控えており、利益が見込みづらい状況であったが、ある程度の利益が見込めるようになり円安になり大幅に利益が見込めるようになった上のでの減損処理と考えられる。この減損により映画事業に大きくメスを入れるきっかけになった。その証拠にソニー・ピクチャーズCEOも交代する。中長期を考えれば正しい経営判断とも言える。

カギはやはりトランプ?

ソニーのカギはどこでも言えることかもしれないがトランプだろう。海外取引が多い為、急激な円高に入れば業績は一気に悪化する。過激な発言により円相場は乱高下を繰り返している状況なだけに安心はしていない。それまでにきちんとした事業基盤を築く必要がある。